命が、魂が、そこにあるだけで尊いのだ

写真は、生まれて1週間目くらいの長男です。もう14年前。。。
赤ちゃんは、存在自体が尊いということを教えてくれていたのだなと今は思います。

大人になっても不安や怖れが強い人って割と多いのではないでしょうか?
私もその一人です。(でした。かな?)
人の評価を気にしすぎてしまったり、一歩踏み出す勇気が持てなかったり、何かに対して異常な恐れや怒りを感じたり。それは、成長過程で「絶対的な安心感」を持てた経験の少なさが影響しています。

たとえば両親が不仲であったとか、転勤などで引っ越しが多かったとか、親が自分の気持ちをわかってくれなかったとか、先生や友達とうまくいかなかったとか。持って生まれた性質にもよると思いますが、虐待などの極端な経験がなくても、大なり小なり、不安な思いを積み重ねることが原因のひとつになっています。

では、「絶対的な安心感」って何なのか。あるとき、瞑想しながらふと、そんなことを問うたら、命が、魂が、そこに「在る」ことが尊いのだという言葉が腑に落ちて、涙が流れました。

善悪、光と闇、といった二元性の考え方では、
学校の成績が良い方がいい
足が速い方がいい
お金持ちの方がいい
身体が不自由な人はかわいそう
というように、「良しとされていることとの比較」をします。
評価軸がある二元性の考え方は、そこからはずれた人を排除することになり、「絶対的な安心感」は得にくいのです。

勉強やスポーツができる人は褒められ(受け入れられ)そうでない人はバカにされる(受け入れられない)という状況は、実は、できない人だけでなく、できる人も「絶対的な安心感」が得られにくいのです。

だって、できる人でも今はできるかもしれないけれど、もし何らかの理由で「できない人」になってしまった場合、結局は否定されてしまうことになるからです。二元性の価値観の中では「絶対的な安心感」は得られません。

では何が「絶対的な安心感」をもたらすのか。それは、ありのままの自分を受け入れる(られる)経験です。
本当は、小さい頃から親が「絶対的な安心感」を子どもに与えられれば理想でしょうが、親や周りの大人も未熟な人間ですので、満たされずに大人になる人が多いのです。以前、アダルトチルドレンという言葉も注目されましたよね。

でも、他人から安心感を得られたかどうか、という過去の経験は関係なく、 自分で自分を受け入れることができれば、 過度の不安や怖れに打ち勝つことができるのです。
自分はそのままで特別な存在である、ということを感じられるか。そして他人に対しても、「誰もがありのままで尊い存在である」という公平な目を向けられるか、善悪や良し悪しによるジャッジをしないで接することができるか。

こうしたニュートラルな意識を持ち、自分で自分の中を愛で満たすことができれば、他人に対しても優しくなれます。
一人ひとりが自分で自分を助けられれば、人に手を差し伸べられる人が増えて愛がどんどん広がっていくのになぁと思います。人を助ける前に、まず自分を助けることが大事なのです。

スピリチュアルを仕事にしている人の中には、人に奉仕することを過剰に行うばかりに、自分の問題が解決していない人がいます。
自分が(ある程度)救われていなければ、他人を救うことなどできないと私は思うのですが。。。

飛行機で酸素マスクが降りてくるような危機的状況になったとき、小さいお子さんがいる場合、大人はまず自分が酸素マスクをつけてから子どものマスクをつけるように、と指示されますよね?
パニックになった子どもに酸素マスクをつけるのは時間がかかるので、大人が先に酸素マスクをしていないと逆に危険だからです。

「岳」という山をテーマにした漫画がありまして、エベレストで遭難するシーンで「自分の命を守ることは、この山では人を一人を助けることに値する」と言うセリフがあります。

「岳」18 ビックコミックス

やや事例が極端化もしれませんが、本質は同じです。
「自分よりも誰かを助けよう」という利他の考えは尊いのですが、状況によっては共倒れになる、ということに気をつけなければいけません。

子どもに対しても、まず親自身が満たされれば、子どもにも愛を注いで「絶対的な安心感」を与えられるようになります。
息子たちが小さい頃は、私自身にまったく余裕がなくて、イライラ、ピリピリして子どもに八つ当たりしたこともあります。

今は、特にボイジャータロットに出会ってからは私自身を受け入れられるようになったので、子どもに「安心感を与える」ことを意識して「あなたはあなたでいいんだよ」と言葉にして伝えることを心がけています。

(もともと割と自己肯定感が高い息子たちですけど)息子たちが、自分で自分を愛し、他人にも愛を注げる大人になってくれればいいな。

あなたも、自分で自分を愛してくださいね。

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